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会社設立ほか、人気タイトルが続々登場

イベント通知機構はタイプ・マネージャと協調して機能する関心の登録時には、イベント通知のタイミングやリカバリの要/不要などに関するオプションを指定する。
1つのイベント発生で複数のコンシューマが存在する場合は、それらに一斉にブロードキャストされるコレクション・サービスは、集合体を扱うサービスである。 上記の他に、ビジネス・オブジェクトの相互運用を支援するいくつかの支援要素(機能や構造)がある。
前述の反復子はその一つであるビジネス・オブジェクト状態データという構造体があり、オブジェクトの状態を通知するのに使う。 つまり属性や関連とその値を運ぶ形式は名前と値のペアからなるNameValueリストである。
また、他のアプリケーションに所在するオブジェクトのアクセスに必要な情報を持つ構造体があり、一種のラッパーである。 アダプターが使用するアダプターはこれらのオブジェクトのローカルな代理(サロゲート)として振る舞う。
I他2社の共同提案7社共同提案は、高度なセマンティクスを持つ上位言語の仕様をはじめ、BOFの高位のアーキテクチャに重点があるが、I他2社による提案は、現実的でどちらかといえばボトムアップ的なアプローチを採っている。 提案の中に明記されているように、この提案がサンフランシスコ・プロジェクトやコンポーネント・ブローカの実績をベースにしていることからもそれがうかがえる。
BOFアーキテクチャ全体が1つのオブジェクト・モデルを形成し、このモデルを使ってそのまま利用したり、サブクラス化したり、あるいは実行時に変更したりして、企業固有のビジネス・オブジェクトを作ることができると言っている。 ユーザ・インターフェース、ビジネス・データ、およびビジネス・タスクを明確に切り分けている点が特徴になっている。
BOF全体は管理(Manageable)オブジェクト・フレームワーク(MOFw)とビジネス・オブジェクト・フレームワーク(BOFw)の2つの層に大別され、BOFwがMOFwの上層に位置するこれらの層がさらに複数のサブセットから成り、全体としてL(クラス・インターフェースの集まり)として扱えるようになっている。 MOFwはビジネス・オブジェクトの管理のためのベースになるインターフェースの集まりで、中核部分(MOFwCore)、サービス部分(MOFwServices)、集合体サービス部分(MOFwCollection)に分かれている。

それぞれが、基盤とするCORBAオブジェクト・サービスの拡張サービスを提供する中核部分は、主としてビジネス・オブジェクトのライフサイクルを管理するバックエンドのデータストアとの状態データのアクセスやマッピングを行うインターフェースもあり、関係データベースやロータス・ノーツ・ファイル、あるいはCICSトランザクションなどとの連携を可能にするサービス部分は拡張トランザクション・サービスなどを提供する。 これらの拡張には、拡張ロック・モード、ローカル・コピーへのアクセス、版(バージョン)管理などがある。
集合体インターフェース部分は、集合体を操作するインターフェースの集まりである。 多様なパターンがあらかじめ定義されている。
たとえば、順次アクセス、カーソルによるアクセス、順序付き集合体(リストなど)の操作などである。 BOFwは、ビジネス・オブジェクトに対する抽象度の高いサービスを提供するもので、ビジネス・エンティティとビジネス・タスクといった基本的なクラスを定義する中核部分(BOFwCore)、タスク・サービス部分(BOFwTaks)、集合体サービス部分(BOFwCollection)に分かれている。
中核部分は、エンティティのアクセス、並行制御、トランザクション・リカバリー、イベント通知、グローバル・ネームの操作といったサービスを高い抽象度で提供する既存のエンティティの属性や関連を実行時に追加したり、名前を変えて使ったりできるようにする機能もある。 タスク・サービスは、ビジネス・タスクを扱うインターフェース群から成る大きく2種類のタスクを区別している。
一つは、単純なバッチ型のもので、一般に1つのオブジェクト(他のオブジェクトが絡んでいてもかまわない)に対して1つのアクションを行うタスクである。 もう一つは、1つのクライアント・アプリケーションとそのサーバ・プロセスあるいは他のタスクとの間の会話を行うタイプのタスクである。
後者のインターフェースではそのベース・インターフェースしか定義されていないが、さらにいくつかのトランザクション・モデルに特化することができる。 たとえば、並列トランザクションとか入れ子トランザクションなど集合体サービス部分はMOFwの同じサービスの特化であるが、この提案ではset、list、mapといった基本的な集合体に対処している。
主眼は多値の関連を扱うことにある。 メンバーを値で保持する場合と参照で保持する場合のインターフェースが区別されている。
この提案ではメタモデルは内蔵していないが、これは、OMG内で別立てで審議されている。 メタオブジェクト・ファシリテイ(MOF)を利用することになっている。

MOFは、ユニシス社を中心とする多数のベンダーの共同提案であり、ユニシス社のリポジトリ製品であるUREPのメタモデル部分をベースにしたものである。 上述した7社共同提案にある。
メタモデルは、このMOFと整合した形で標準化が図られると思われる。 実行時オブジェクトと意味データ・オブジェクトシステムズ・ソフトウェア・アソシエーツ(SSA)が提案しユニシスなど2社が支持している。
提案では、実行時(executable)オブジェクト(XO)というユニークな概念(これをプログラマーズ・モデルと呼んでいる。 )が中心になっている。
このBOF提案のアーキテクチャの考え方は、ビジネス・オブジェクトの実行時のコンポーネントとしての簡明性に重点があり、プログラマに言語仕様としてのクラスやオブジェクトを意識させないことを狙っている。 このモデルは実行時のものであり、オブジェクトの実装である。
したがって、これをXOと呼んでいるのである。 Uは、提案にある図を整形しやや簡略にしたものである。
このXO(顧客XO)は、言語クラスとしては「法的実体」「会社」「顧客」から構成されている。 開発者はこれら3つのクラスをプログラム内に置いてオブジェクト「顧客」を提供するが、実行時にはそのプログラムにしかこの構造は見えていない。
またたとえば顧客の属性「顧客名」も、特定の顧客(インスタンス)を指定しなければ実行時には意味がない。 現実のビジネスでは具象物としての顧客が意味を持つのであって、そのクラス自体や「会社」「法的実体」は見えていない。
これらは(実行時には)XOの中に埋め込まれている現実のビジネスで具体性を持つもののみがXOになる。 比較的粒度の大きいアプリケーション・コンポーネントをこのようなXOとして捉え、すべてのXOに対して単一のメッセージ構造を規定して、メッセージングに必要な各XOの意味内容(セマンテイクス)を、その構造(これは一つのテクノロジー・オブジェクトになる)の中にカプセル化して交信を行う。

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